医療経営士1級を取得
目指すは「病院経営のスペシャリスト」
- 2013年入社 事務
- 本社 営業企画部 コンサルティンググループ
MSからコンサルティンググループへ
身内に医療業界で働いている人が多かったことから、最終的には医療業界に絞り就職活動を行いました。
医薬品卸の最大手であるアルフレッサであれば、安心して働けると考えて入社を希望。入社後は、町のクリニックや薬局担当のMSを5年半、病院担当のMSを2年半、それぞれ経験した後に以前から希望していたコンサルティンググループに異動しました。
新しい知識と情報に挑む日々
現在は、医療機関に対して講演会や勉強会の企画・実施、2年に1度行われる診療報酬改定に関する問い合わせ対応、病院の第三者評価「病院機能評価」を受けるための支援業務を行っています。また、社内勉強会の実施や情報誌の作成も担当しています。
MS時代にはなかった病院の実務に関わる知識の習得や、厚生労働省等から発出される情報の収集、さらに相手に伝わるようアウトプットする必要があり、毎日新たな発見があります。
患者目線での改善活動の推進
コンサルティンググループには、多様なキャリアを持つ約20人が所属し、病院機能評価支援においても手厚い支援が可能です。
私も主担当として1件、メンバーとして4件の病院機能評価支援をしています。病院がより患者目線で安全に医療を提供できるよう改善を行っていくという本来の目的を大切にし、まさに「病院のすべて」を確認します。
例えば、医師から患者さまへの治療行為の説明に際して看護師が同席をする基準の設定や、病院が掲げる理念に沿った病院運営がされているかの確認、病棟の安全性チェック等、評価対象領域・項目は多岐に渡ります。時には病院全体を巻き込んだ改善が必要になり、病院長や事務部長といった方に対して厳しいご指摘をする場面も。
納得いただき、病院の実情に合わせた着地点を一緒に探るためにも、MS時代のように足繁く通いながら病院について深く理解し、関係性をつくり、明確な根拠を示した提案をすることを信条にしています。
新チーム結成を思い描いて猪突猛進
アルフレッサ初となる医療経営士1級を取得し、2024年6月から一般社団法人 日本医療経営実践協会の理事を務めています。病院経営の分野で著名な先生方が参加されているので、貴重な学びの機会となっています。
目標は、病院経営のスペシャリストになること。そして挑戦を応援してもらえる環境だからこそ、将来的に病院経営のスペシャリストチームを結成し、会社のシンクタンクとして、医療機関のブレーンとして活動できたらと思い描いています。
また喫緊では、アルフレッサに在籍する約1,500人の医療経営士が今以上に病院経営のサポーターとして活躍できるよう、レベルアップ支援に尽力したいと考えています。
オフの過ごし方
共働きで私の方が早く帰宅することもあり、しばしば夕飯づくりを担当しています。ラーメンもスープから全部作る等、かなりこだわりがあります笑。
後輩へのメッセージ
医療業界は「経営者不在」と言われ、経営者の育成が課題です。
アルフレッサは、医療経営士資格の取得支援制度があり、医療経営について学ぶ環境が整っています。医療経営士と聞くと難しそう、自分に適性があるだろうか......と思う人もいるかもしれませんが、興味があれば先入観を持たずに受けてみると、この仕事の面白さに気づいてもらえるのかなと思います。
※内容は取材当時のものです。
1日のスケジュール
- 8:15
- 出社
- 8:30
- 朝礼、メールチェック
- 9:00
- 最新情報、更新情報の確認
- 10:00
- 講演会資料作成
- 12:00
- お昼休憩
- 13:00
- 打ち合わせ
- 15:30
- 病院機能評価支援 準備
- 17:30
- 退社
- ※サンプルスケジュールです。
クロストーク 新卒2年目座談会
※在籍、役職は取材当時のものになります。