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BCP(事業継続計画)

社会インフラ企業として
取り組む災害への備え

医薬品の流通を担う社会インフラ企業として、災害に備えた構造の物流センターを設け、有事の際でも安定供給を継続できる体制を整備しています。

大規模災害への備えを万全に

被災時の支援体制の確立

アルフレッサでは、大規模災害やパンデミックの発生に備え、全国9カ所の「物流センター」を拠点に、全国に滞りなく医薬品の供給を行うためのBCP(事業継続計画)を策定しています。人々の健やかな生活を守るために、いついかなる時でも医薬品の安定的な供給を維持できるよう、日頃から体制を整えています。

日本地図:アルフレッサ株式会社とグループ会社の場所をピンで指し示しておりそれぞれが補完し合っている様子を図に示しています

※横にスライドして、ご覧になれます。

「物流センター」自体も、災害に備えた構造を採用

アルフレッサの物流センター・医薬品センターは、学校や病院に求められる水準と同じ「建築基準法で定められた耐震強度の1.25倍」の強度を有しています。さらに、災害時の停電に備え、各センターには電力供給可能な自家発電装置を設置しています。

災害に備えた構造例

自家発電装置の写真
建屋免震装置の写真
ラック倉庫の転倒を防ぐ「免震装置」の写真

PICK UP

2024年5月稼働開始「つくば物流センター」

「つくば物流センター」は、茨城県つくば市に位置するアルフレッサ最大の物流拠点です。自動倉庫を含むセンター全体に免震機能を備えた建屋免震を採用し、地震から商品や建物を総合的に守ります。また、最大72時間にわたる電力供給が可能な自家発電装置を設置し、災害時においても継続的に医薬品等を供給できる体制を整えています。

写真:つくば物流センター外観

災害時の医療活動を支援

災害支援コンテナファーマシーの開発・運用

コンテナファーマシーとは、貨物用コンテナを改造して調剤設備等を搭載した移動型薬局です。コンテナ自体が強固で重さがあるため強風に強く、防犯性にも優れているため内部の設備や物資を守ることができます。また、1基に多くの物資を搭載でき、必要とされている医薬品等をより多く災害現場へ輸送することができます。発電機や水タンクを搭載し、派遣先でライフラインが復旧した場合、電源コンセントや水道と接続し、建物として長期支援が可能です。
アルフレッサは、2023年12月静岡県藤枝市と「災害支援コンテナファーマシーの運用等に関する協定」を締結。同市において災害が発生した際、アルフレッサ静岡物流センター敷地内に保管しているコンテナファーマシーを救護所等に派遣・設置し、災害時における医療提供活動を支援してまいります。

写真:トラックに積載されたコンテナファーマシー